第二回駿台東大実戦模試の話
2010年11月13日 学校・勉強今日も今日とて模試三昧。今回は駿台の第二回東大実戦。なんだかもう添削つきの演習問題みたいな感じに思えて来るようになりました。前にも言った通り駿台は問題はやたら難しいし、国語の答えはなんか気に入らないしであんまり好きじゃないんですよね。できなかったから文句言ってるんじゃなくて本当に。まあとりあえず感想でも適当に。
国語
第一問(現代文)
テレビはかつて家族一緒に見るもので、家族間で情報は共有されるものだった。しかし現在ではテレビは個人で見るものになり、家族内の個人が重視されるようになった・・・というありがちな文章。しかし筆者がどの立ち位置にいるのかがわかりづらい。
第二問(古文)
今回の出典である「住吉物語」は2005年の本試にも出題された文章だが、それを意識したのかどうかは不明である。
実は私はすでにその過去問をやっており、昨日今日とその解説をうけてきたばかりだったので、場面こそちがうものの、人物関係がすぐに把握できるので幾分有利・・・って最初は思ってたんだけどなぁ
第三問(漢文)
登場人物紹介
男:これから科挙の試験のための学校に通うことになる新進気鋭の18歳。イケメン。
女:男の従姉妹。
ストーリー:学校に通うことになる男くん。従姉妹の家に挨拶にいくことに。従姉妹とは特別仲が良いわけじゃないけれど、お互い避けるような関係でもなかった。
すると近所のオバチャンがが「男くんは頭が良いし、女ちゃんは気立てがいいからいいカップルになるわねあらあらウフフ」などと言いはじめる。そして女は顔を真っ赤にして見事なまでのツンデレっぷりを発揮する・・・のかと思いきやそういったそぶりは一切見せず、落ち着き払っているのであった。男はそんな女の振る舞いに心惹かれるのであった。
しかし女の家は貧しかった。だから男の父親は男が出世するまで結婚を許してくれなかった。
そんな折、ある金持ちが男の才能を見込んで男を婿に欲しいと言ってきた。父親は「逆玉ktkr」と勝手に結婚を許可してしまった。
この事を知った女は悲しみのあまり死んでしまった。そしてその事を知った男も後を追うように死んでしまうのであった。
終わり。
(´・ω・`)
第四問(現代文)
「英語ばっかり取り沙汰されてもう英語だけでいいみたいな雰囲気になってるけど実際英語だけになったら色々やばくね?」というこれまた有りがちな文章。設問は比喩表現の説明が多かったかな。
数学
第一問
与えられた条件を数式に直して淡々と進んで行けば解ける簡単な問題。これは完答してしっかり20点もらいたい所。
第二問
「ABを直径とする半円の円周上に点PをとりAPを一辺とする正三角形APQを作る。三角形ABPと三角形APQの面積の和の最大値は?」
この手の問題では変数をどこに設定するかが肝。安易にAP=Xなどとおくとドツボ。角PABを変数とすると面積が三角関数で表せ、合成にもっていける。
これに気づいたのが試験終了約10分前。急いで計算するも、√3cos^2α=√3cos2α/2+1/2としてしまう超凡ミスをやらかす。悔しいのう。
第三問
「サイコロをn回振って、出た目の積を5で割った余りが0,1となる確率をそれぞれPn,Qnとする。
(1)Pnを求めよ(2)Qn+1をQnをもちいて表せ(3)Qnを求めよ」
(1)見た瞬間にできなきゃいけない問題。小学生でも解ける。
(2)わざわざ漸化式を使うことを示してくれている。また、この手の問題はもはやパターン化していて、余りが他の数の場合と一緒に考えるのだが、(1)で余りが0の場合も忘れないようにしてくれる。優しさにあふれている問題。
(3)普通に漸化式を解けばいい。(2)ができたならこれも解きたい。っていうか(2)と(3)は一つの問題でよかったかも。
第四問
「1の位が0でない3桁の正の整数をAとし、Aの100の位と1の位を入れ替えた数をBとする。AとBの積ABが100の倍数となるようなAをすべて求めよ。」A=100a+10b+cとおくところまでは誰でも思い付く。そこからが勝負の分かれ道。AとBが逆の場合も正解となる(例えば275が答えのときは572も答えとなる)のに注意。
第二問の計算ミスがなければ4冠だったのだが・・残念。
全体としては駿台にしてはおとなしいなという印象。ではまた明日。
国語
第一問(現代文)
テレビはかつて家族一緒に見るもので、家族間で情報は共有されるものだった。しかし現在ではテレビは個人で見るものになり、家族内の個人が重視されるようになった・・・というありがちな文章。しかし筆者がどの立ち位置にいるのかがわかりづらい。
第二問(古文)
今回の出典である「住吉物語」は2005年の本試にも出題された文章だが、それを意識したのかどうかは不明である。
実は私はすでにその過去問をやっており、昨日今日とその解説をうけてきたばかりだったので、場面こそちがうものの、人物関係がすぐに把握できるので幾分有利・・・って最初は思ってたんだけどなぁ
第三問(漢文)
登場人物紹介
男:これから科挙の試験のための学校に通うことになる新進気鋭の18歳。イケメン。
女:男の従姉妹。
ストーリー:学校に通うことになる男くん。従姉妹の家に挨拶にいくことに。従姉妹とは特別仲が良いわけじゃないけれど、お互い避けるような関係でもなかった。
すると近所のオバチャンがが「男くんは頭が良いし、女ちゃんは気立てがいいからいいカップルになるわねあらあらウフフ」などと言いはじめる。そして女は顔を真っ赤にして見事なまでのツンデレっぷりを発揮する・・・のかと思いきやそういったそぶりは一切見せず、落ち着き払っているのであった。男はそんな女の振る舞いに心惹かれるのであった。
しかし女の家は貧しかった。だから男の父親は男が出世するまで結婚を許してくれなかった。
そんな折、ある金持ちが男の才能を見込んで男を婿に欲しいと言ってきた。父親は「逆玉ktkr」と勝手に結婚を許可してしまった。
この事を知った女は悲しみのあまり死んでしまった。そしてその事を知った男も後を追うように死んでしまうのであった。
終わり。
(´・ω・`)
第四問(現代文)
「英語ばっかり取り沙汰されてもう英語だけでいいみたいな雰囲気になってるけど実際英語だけになったら色々やばくね?」というこれまた有りがちな文章。設問は比喩表現の説明が多かったかな。
数学
第一問
与えられた条件を数式に直して淡々と進んで行けば解ける簡単な問題。これは完答してしっかり20点もらいたい所。
第二問
「ABを直径とする半円の円周上に点PをとりAPを一辺とする正三角形APQを作る。三角形ABPと三角形APQの面積の和の最大値は?」
この手の問題では変数をどこに設定するかが肝。安易にAP=Xなどとおくとドツボ。角PABを変数とすると面積が三角関数で表せ、合成にもっていける。
これに気づいたのが試験終了約10分前。急いで計算するも、√3cos^2α=√3cos2α/2+1/2としてしまう超凡ミスをやらかす。悔しいのう。
第三問
「サイコロをn回振って、出た目の積を5で割った余りが0,1となる確率をそれぞれPn,Qnとする。
(1)Pnを求めよ(2)Qn+1をQnをもちいて表せ(3)Qnを求めよ」
(1)見た瞬間にできなきゃいけない問題。小学生でも解ける。
(2)わざわざ漸化式を使うことを示してくれている。また、この手の問題はもはやパターン化していて、余りが他の数の場合と一緒に考えるのだが、(1)で余りが0の場合も忘れないようにしてくれる。優しさにあふれている問題。
(3)普通に漸化式を解けばいい。(2)ができたならこれも解きたい。っていうか(2)と(3)は一つの問題でよかったかも。
第四問
「1の位が0でない3桁の正の整数をAとし、Aの100の位と1の位を入れ替えた数をBとする。AとBの積ABが100の倍数となるようなAをすべて求めよ。」A=100a+10b+cとおくところまでは誰でも思い付く。そこからが勝負の分かれ道。AとBが逆の場合も正解となる(例えば275が答えのときは572も答えとなる)のに注意。
第二問の計算ミスがなければ4冠だったのだが・・残念。
全体としては駿台にしてはおとなしいなという印象。ではまた明日。
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