はい、というわけで今回は旧スタン環境から生き残りそうな奴らを見ていくよ。
基本的にはスタン落ちするカードの代用品を探していく感じで。


では早速。

グルール中速

10 Forest
6 Mountain
4 Rootbound Crag
4 Stomping Ground

4 Arbor Elf
2 Elvish Mystic
4 Flinthoof Boar
4 Ghor-Clan Rampager
4 Hellrider
3 Scavenging Ooze
4 Strangleroot Geist
4 Thundermaw Hellkite

3 Mizzium Mortars
4 Domri Rade

いわゆるキブラーグルール。どこを見てもスキの無い強靭なクリーチャー陣と強烈なアドバンテージ源であるドムリを中心としたパワフルなデッキ。さらにサイドに投入された燃え立つ台地は3色のコントロールを駆逐してしまい、メタゲームに大きな影響を与えた。
さて、ローテーションにより猪、絡み根、地獄乗り、ヘルカイトといったクリーチャー陣が一部失われてしまうが、嵐の息吹のドラゴン、鍛冶の神パーフォロス、ポルクラノスといった代わりになるようなクリーチャーがテーロスには存在するし、新たなるPW,ゼナゴスも注目株。
ただ、気になるのは低マナ域の不在。「優秀なクリーチャー陣により殴り続ける」というコンセプトはやや厳しくなるか。

テーロス後はこんな感じか。

24 土地
4 踏み鳴らされる地
4 奔放の神殿
10 森
6 山

26 生物
4 神秘家
4 円環の賢者
4 カロニアの大牙獣
3 軟泥
4 暴行者
3 ポルクラノス
4 嵐の息吹のドラゴン

10 スペル
4 ミジウム
4 ドムリ
2 ゼナゴス

大牙獣はさすがに厳しいかなー


グルール高速

10 Mountain
4 Rootbound Crag
4 Stomping Ground
3 Temple Garden

4 Boros Reckoner
4 Burning-Tree Emissary
4 Firefist Striker
4 Flinthoof Boar
4 Ghor-Clan Rampager
4 Hellrider
4 Rakdos Cackler
4 Stromkirk Noble

3 Pillar of Flame
4 Searing Spear

同じグルールでもこちらは超高速型。炎樹族の使者を中心とした手札ダンプはあっさりと人が死ぬ。
ローテ落ちは貴族、猪、地獄乗り、火柱、根縛りの岩山。特に猪の引退が痛く、根縛りの岩山も落ちる都合上、もはや赤緑で組む意義は薄いのではないだろうか。


ジャンド

3 Swamp
4 Blood Crypt
4 Overgrown Tomb
4 Stomping Ground
4 Woodland Cemetery
4 Rootbound Crag
2 Kessig Wolf Run

4 Scavenging Ooze
4 Huntmaster of the Fells
2 Olivia Voldaren
4 Thragtusk

4 Farseek
4 Dreadbore
2 Doom Blade
4 Liliana of the Veil
2 Putrefy
2 Garruk, Primal Hunter
3 Rakdos’s Return

狩り達、オリヴィア、スラーグ、遥か見、リリアナ、デブガラクといった中核を支える面々が退場するためデッキとしての維持は不可能と思われる。

トリココントロール
2 Island
3 Clifftop Retreat
4 Glacial Fortress
4 Hallowed Fountain
1 Moorland Haunt
4 Sacred Foundry
4 Steam Vents
4 Sulfur Falls

3 Augur of Bolas
4 Restoration Angel
3 Snapcaster Mage

3 Azorius Charm
2 Counterflux
2 Izzet Charm
3 Sphinx’s Revelation
3 Syncopate
4 Think Twice
2 Warleader’s Helix
3 Pillar of Flame
2 Supreme Verdict

一時期はトップメタに存在したものの、キブラーグルール、というよりも燃え立つ台地の登場によりその座を追いやられたトリコロールコントロール。
同じスフィンクスの啓示系コントロールとしてエスパーと比較したとき、トリコの強みは火力呪文を使えること、すなわち
・相手のPWに触りやすい
・本体に火力を叩き込んで速やかに勝つことができる
という利点を有していたのだが、英雄の破滅の登場により前者が、瞬唱、天使の退場により殴る生物がいなくなった結果後者の利点がそれぞれ薄れてしまった。
また、テーロスで新たに得たものは神々の憤怒、マグマの噴流、蒸気占いあたりか。このうち神々の憤怒はシンボルの関係上採用しにくいだろう。マグマジェットの方も使われるかどうかはメタ次第か。蒸気占いは完全に未知数。
また占術土地が一種類しかないのも向かい風。正直トリコを選択する意義は薄いのではないかな。

リアニメイト

言うまでもなく死亡確定。

黒緑コントロール

13 Swamp
4 Woodland Cemetery
4 Overgrown Tomb
2 Golgari Guildgate
2 Mutavault

2 Scavenging Ooze
4 Lifebane Zombie
4 Desecration Demon
2 Disciple of Bolas
4 Thragtusk

2 Tragic Slip
3 Sign in Blood
2 Doom Blade
2 Abrupt Decay
1 Ultimate Price
3 Liliana of the Veil
2 Putrefy
3 Mutilate
1 Vraska the Unseen

燃え立つ台地全盛のメタの隙間から生まれたような存在。
ローテ後はスラーグ、信奉者、リリアナ、もぎとりと意外と失うものが多い。しかもどいつもこいつも替えが効かないパーツなのでローテ後の生存はやや厳しいか。

Aristcrats系デッキ

未練、血の芸術家、ファルケンラスの貴種がいなくなるとさすがに厳しい。

オーラバント

1 Forest
4 Hallowed Fountain
4 Temple Garden
4 Breeding Pool
4 Sunpetal Grove
3 Glacial Fortress
2 Hinterland Harbor

4 Avacyn’s Pilgrim
4 Gladecover Scout
4 Invisible Stalker
4 Geist of Saint Traft
3 Fiendslayer Paladin

4 Ethereal Armor
4 Rancor
4 Spectral Flight
4 Unflinching Courage
1 Ajani, Caller of the Pride
2 Increasing Savagery

トラフトと透明人間というメインアタッカー二種が失われかなり厳しい状況。新メカニズムの英雄的はオーラと相性がいいのだが肝心の英雄生物がどれもこれもポンコツばっかり・・・。



とりあえずこんな感じかな。終わってみればほとんどのデッキが機能不全起こして死亡という形になった。やはりイニストラードブロックは偉大だったのだなぁ。

コメント

マイコロス
2013年9月19日16:07

出るかわからんカロニアよりはゴアハウスなんちゃらの方が強そう。実際ブロ構でもナヤに入ってるし。

猿缶
2013年9月19日16:17

確かに大して性能変わらないから出しやすい方がいいですね。マグマジェットの採用率次第でもありますが。
しかしまぁ絡み根猪と比べての格落ち感がひどい・・・

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索